保証期間内の修理。工事費用はメーカー負担?自己負担?

住宅用の太陽光発電には、どのメーカーも製品保証をつけています。
ですので、保証期間内にこわれると、メーカーが無料で代わりのパネルやパワーコンディショナを用意してくれます。
さて、モノは用意してもらえるとして、交換工事の手配は誰がするのでしょうか?
また、工事の費用は誰が負担するのでしょうか?
今回は、ソーラー工房が調査した、主なメーカーの修理対応についてお話します。
|主なメーカーの修理対応
パネルやパワーコンディショナを交換するときには、当然、工事が必要になります。
屋根の上のパネルを交換する場合には、足場が必要になることもあります。
そうすると、結構な費用が発生してしまいますよね。
この費用はメーカーで負担してもらえるのでしょうか?
ソーラー工房では、この点について、主なメーカーに聞き取り調査をしたことがあります。
調査をしたのは、2018年10月。
調査の内容は、保証期間内のパネルや機器の交換について、次の2点です。
1. 誰が工事業者を手配するのか
2. 誰が工事費用を負担するのか
その結果は、次の通りでした。
注)調査日以降、対応が変わっている場合もありますので、ご了承ください。
工事費用については、ほとんどのメーカーが、メーカー負担です。
ただし、工事の手配はお客様がして、かかった費用をメーカーに請求するという手続きになるメーカーもあります。
パネル自体は無料でも、交換工事の費用は自己負担になるメーカーもありました。
メーカーによって、修理対応は違うことがわかりますよね。
|まとめ:修理対応にもメーカーの違いが出る
太陽光発電の設置を考えるとき、みなさんが迷うことのひとつは「どのメーカーを選ぶか」です。
選ぶ決め手が見つからないときは、修理対応も検討の材料にくわえてみてください。
<メーカー保証の内容については、『太陽光発電のメーカー保証は、どんな内容?』 もご覧ください。>