停電したときに、太陽光発電は本当に使えるのか?
発電シミュレーションは、あてになるのか?
発電シミュレーションをチェックする4つのポイント
太陽光発電の買取制度についての情報入手先
パワーコンディショナってどんな機械?
雷が太陽光発電にもたらす思わぬ落とし穴

太陽光発電への雷の影響というと、次の2つが頭に浮かびます。
①直接パネルに雷が落ちる。(直撃雷)
②近くに落ちた雷の電気が入ってきてパワーコンディショナなどの機器が故障する。
(誘導雷。「近くに落ちた雷でパソコンが壊れた」なんて話を聞いたことがありませんか?)
屋根にのせたパネルに雷が落ちたという例は、私の知る限りではありません。
太陽光発電をつけたからといって、雷が落ちやすくなることはないようです。
一方、誘導雷によってパワーコンディショナが壊れたと思われる例は、住宅ではありませんが経験しています。
ということは、住宅につけた太陽光発電でも雷の被害はありうると思います。
住宅用の太陽光発電の場合、どのメーカーも自然災害補償を用意しており、雷も対象になります。
ですので、それに加入していれば、運悪く誘導雷で壊れてしまった場合でも、費用については心配ありません。
ただし、誘導雷には機器が故障しなくても、思わぬ落とし穴があります。
それに気づいたのは、お客様からのこんな電話がはじまりでした。
太陽光発電の価格が妥当かどうか判断する基準

経済産業省の資料によると、2017年の住宅用太陽光発電の平均価格は、平均的な4.5kWシステムで計算すると、164万円です。
(調達価格等算定委員会『平成30年度以降の調達価格等に関する意見』)
太陽光発電は、安い価格の買い物ではありません。
当然のことですが、必要以上に高い価格で買いたくはないでしょう。
でも、あまりに安いと逆に心配になるのも正しい感覚です。
一般に、安さを求めれば品質は下がってしまいますし、高い品質を求めれば価格は高くなってしまいます。
ここに“価格”と“品質”の両立という問題が発生します。
安さにつられず、高すぎる価格にもつかまらないようにするには、どうすればよいのでしょうか。
今さら聞けない?「kW」と「kWh」の違い
太陽光発電業者の品質を、契約前に見極める7つの手がかり

あなたは、太陽光発電の工事やアフターサービスの品質を、“契約する前に”見極めるための手がかりを知っていますか。
100円程度の安い買い物であれば、それほど品質を気にする必要はないでしょう。
しかし、太陽光発電のような高額の商品であれば、品質を気にしないわけにはいきませんよね。
太陽光発電にとっての品質は、パネルやパワーコンディショナのような機材だけの話ではありません。
太陽光発電には工事が必要ですし、20年以上の長期にわたって使えるためアフターサービスも大事です。
工事とアフターサービスの品質が悪ければ、設置して何年もたってから問題が発生することになります。
難しいのは、工事の品質は、工事をしてもらわないとわからないことです。
アフターサービスの品質も、設置した後にしかわかりません。
つまり、どちらも販売業者を選んで契約する時点では、本当の品質がわからないということです。