発電モニターは取扱いに注意!!

住宅用の太陽光発電の機器保証は、15年の長期保証が標準になってきています。
ただし、ほとんどのメーカーで、発電モニターは長期保証の対象外です。
これって結構、だいじな話だと思うのですが・・・
メーカーのカタログには、すごく小さな字でしか書いてありません。
販売会社からきちんとした説明がないと、発電モニターも長期保証の対象だと思ってしまう方もいると思われます。
発電モニターの保証は、メーカーによって1年もしくは2年。(シャープは除きます。)
こわれてしまうと発電モニターなしになってしまったり、お金を払って買い替えたりすることになって、たいへんです。
そうならないように。
この記事では、発電モニターの取り扱いで注意すべき点をお伝えします。
|発電モニターの保証期間は、なぜ短いのか
太陽光発電は、発電モニターがなくても稼働します。
ですので、ほとんどのメーカーで、発電モニターはオプション扱いになっています。
これが、長期保証の対象外になっている理由です。
例外は、シャープです。
シャープの発電モニターは、パワーコンディショナのリモコンを兼ねています。
したがって、発電モニターがないと太陽光発電を稼働できません。
そこで、長期保証の対象になっています。
|発電モニターの取り扱いの注意点
それでは、発電モニターの取り扱いの注意点ですが、
落としたりしてはいけないのは当然としまして、、、
発電モニターの画面は液晶ですので、以下の点に注意してください。
1. 水にぬらさない
水が入ってしまうと液晶画面がグチャッとなってしまいます。
見づらいですめばよいのですが、ひどいと見えなくなってしまいます。
キッチンや洗面所など、水がかかるおそれがある場所には置かないようにしましょう。
2.画面を強く押さない
タッチパネルで操作するタイプの場合は、指で押してください。
反応が悪いからといって、先の細いものや、かたいもので押すと傷がついてしまうことがあります。
また、画面の汚れを吹きたい場合は、やわらかい布を使いましょう。
基本的には、かわいた布でふいてください。
かわいた布で汚れがとれなくて布をぬらす場合は、必ずかたく絞ってからふくようにしましょう。
|発電モニターが必要な理由
ソーラー工房の経験からしますと、お客様が発電モニターをこまめに見るのは、太陽光発電を設置して2年ぐらいまでです。
多くの方は、2年ぐらいたつと見なくなってしまいます。
でも、発電モニターには、そのときどきの発電量や電気の使用量を見ることができる以外にも大事な機能があります。
それは、発電データが蓄積されるという機能です。
そのため、設置して何年かたってから、発電量がおちてきていないかを確認するのにとても役に立ちます。
発電モニターは、年数がたてばたつほど必要なものになってきます。
必ず設置するようにして、大切に扱うことを覚えておいてください。
<発電モニターが必要な理由の詳細については、『太陽光発電で発電モニターをつけるべき2つの理由』をご覧ください。>
<太陽光発電のメーカー保証の詳細については、『太陽光発電のメーカー保証は、どんな内容?』をご覧ください。>