太陽光発電の価値が自動で上がる仕組み

住宅に設置した太陽光発電の価値は、今後、自動的に上がることがあります。
設置した人が特に何もしなくても、上がるのです。
それは「ある条件が満たされたとき」に起こります。
さて、その条件とは何でしょうか?
|太陽光発電の価値が上がる条件
その条件とは、「電気料金が上がること」です。
中部電力さんなどの電力会社が、値上げをしたときということですね。
たとえば、月に10,000円の電気代を払っているお宅があるとします。
電気料金が3%上がったとすると、月々の電気代は10,300円になります。
(中部電力さんの2014年の値上げが平均3.77%でした。)
このお宅が太陽光発電をつけていたらどうなるでしょうか。
仮に、太陽光発電で発電した電気のうちの30%を、家の中で使っているとします。
(残りの70%は売電しているということですね。)
そうすると、先ほどの例で、電気料金が値上がりする前は、
10,000円×30%=3,000円
の電気代削減になります。
これが、電気料金が値上がりした後は、
10,300円×30%=3,090円
の電気代削減になるわけです。
90円だけ余分に電気代が削減できていますよね。
このように、電気料金が上がると、それに合わせて太陽光発電をつけている価値が上がるのです。
それも、自動的にです。
もちろん、逆に電気料金が下がれば、太陽光発電の価値は下がることになります。
でも、今後、電気料金が上がっていくのか、下がっていくのか。
あなたは、どちらの可能性が高いと思いますか?
|消費税が上がっても太陽光発電の価値が上がる
電気料金にも、消費税がかかっています。
と言うことは、消費税が上がると、電気代の支払いは増えることになります。
これって、電気料金自体の値上げと同じことになりますよね。
太陽光発電をつけていることによって、節約できる金額が増えることになります。
つまりは、太陽光発電を設置している価値が上がるということです。
|まとめ
太陽光発電を設置すると、電力会社から買う電気の量を減らすことができます。
今後、電気料金が上がったり、消費税が上がったりすれば、電気代の出費は増えることになります。
これは同時に、太陽光発電によって節約できる電気代の金額が増えることにもなります。
すなわち、
将来、電気料金や消費税が上がっていくのであれば、太陽光発電を設置しているメリットが増えていく
ということなのです。